自家製酵母の失敗・完成とは?
こんにちは。
天然酵母パン教室 simply kitchen主宰のmanamiです。
以前のblogで「天然酵母パンって難しい?」という記事でも書きましたが
自家製酵母=難しいを克服する1番のポイントは、
「酵母の状態見極めができるようになること」
です。
同時に、
「失敗の見極めもできるようになること」
が必要です。
失敗と思っていても、実は失敗していないことも往々にしてあります。
シュワシュワと泡が上がってくる=成功ではない
必ずしもシュワシュワと泡が上がってくることが成功ではありません。
自家製酵母の場合、
・使用した食材の種類(例えばりんごなら、シナノスイートを使うか、ジョナゴールドを使うかなど)
・食材の状態(収穫されてすぐのりんごか、数週間経過したものかなど)
・酵母作りをするときの気温
など、酵母作りをする時期、食材など、同じレシピで作ったとしても、全く同じ環境であることはほぼありません。
そのため、シュワシュワと泡が上がってくるときもあれば、少ないときもあります。
泡が上がってくることはあくまで目安であり、
シュワシュワしていない=失敗というわけではありません。
腐敗した匂い、酸っぱい匂いがしたときは失敗
私が失敗したのは、いちご酵母を起こしたときです。
スーパーでいちごを買ってきて、意気揚々と作って様子をみていたら、
「ん?なにか臭い。アルコール臭はするけど、それ以上に違うすっぱい匂いがする」
みると、いちごの周りに青いカビが生えていました。
こうなると残念ながら失敗です。
泣く泣く廃棄することになりました。
いちごだけでなく、柿酵母を起こしたときも、同じように腐敗させてしまいました。
ドライフルーツ(レーズンなど)から酵母を起こすときは、腐敗のリスクは少ないのですが、
生のフルーツや野菜、特に腐敗しやすい食材を使うときは要注意です。
その他、完成の目安
そのほかの完成の目安としては、
◎オリが瓶の底にたまっていること
◎酵母作りで使用した食材が、瓶の中で完全に浮いていること(※酵母の種類によってはわかりづらいものもある)
などがあります。
※ただ、酵母の種類によっては一律同じとは言えません。あくまで目安です。
当教室では、まずはわかりやすいレーズン酵母からはじめていただき、
酵母完成の見極めについてお伝え、サポートいたします。
パン作り初めての方でも出来ますので、一緒に楽しんで作っていきましょう。
2022年10月以降に体験レッスンを開始予定です。
公式LINEで先行案内いたしますので、ご登録いただき、お待ちいただけたら幸いです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました