天然酵母とイーストの違いとは?
こんにちは。
天然酵母パン教室 simply kitchen主宰のmanamiです。
今日は、
そもそも天然酵母とは何か?
という話をしたいと思います。
※ここでは天然酵母のなかでも、自家製酵母(ドライフルーツ、果実、野菜などから酵母を起こす手法)との違いをお話しします。
市販のイーストとは・・・
市販のイーストは、
「培養の段階で工業的に特定の菌のみを純粋培養したもの」
です。
人工的に化学合成されたもの、というわけではありません。
天然酵母とは・・・
一方、天然酵母は
「穀物や野菜、フルーツなどを培地として不特定多数のイーストや細菌類を雑多に培養したもの」
です。
天然酵母には、イーストだけでなく、乳酸菌や酢酸菌など、ほかの細菌類も多く繁殖しています。
つまり、どちらも自然由来の酵母であることは変わりがないのですが、
市販のイーストの方が特定の菌のみを培養したものであるからこそ、
安定して発酵させやすい(扱いやすい)のです。
じっくり、ゆっくりが天然酵母
自然のなかのいろんな菌が混じっているからこそ、市販のイーストほどの発酵力はありません。
また、酵母の種類、作り方、気温、完成してどれくらい経過した酵母なのか、
などによっても発酵スピードに差があります。
そのため、最初は発酵にどれくらいの時間がかかるのかわからず、
時間管理しにくい、難しい、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、裏を返すと時間管理ができれば
「ゆっくりな発酵スピードを逆手に取って、生活の一部に組み込む(隙間時間でパン作りする)」
ということができるようになります。
当教室では、季節や酵母ごとにだいたいの発酵時間目安をお伝えしています。
ぜひ、ゆっくりな発酵スピードを逆手にとって、隙間時間で美味しい天然酵母パンを焼いてみませんか?
2022年10月以降に体験レッスンを開始予定です。
公式LINEで先行案内いたしますので、ご登録いただき、お待ちいただけたら幸いです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!