りんご・キウイで簡単!初心者向けフルーツ酵母の起こし方【動画付き解説】
はじめに
こんにちは。
フルーツ種の米粉パン講座を主宰しています、シンプリーキッチンのまなみです。
市販のイーストは使わず、フルーツ種のみで米粉パンを膨らませるパン作りをお伝えしています。
「天然酵母って難しそう…」「ちゃんと膨らむのかな?」
そんな不安を持つ方にもぴったりなのが、りんごやキウイを使ったフルーツ酵母です。
身近なフルーツで簡単にできて、香りもやさしく、パンやスイーツに使いやすいのが魅力。
初心者さん向けに、失敗しにくいフルーツ酵母の起こし方を解説します。
フルーツ種ってなに?
フルーツ種とは、果物の皮や果肉に付着している自然の酵母菌を育てたもの。
水と糖分(てんさい糖など。場合によってはお砂糖を入れないことも)を加えて発酵させることで、パンの発酵に使える酵母液種ができあがります。
✔ ドライイーストに比べて香り豊か
✔ 発酵のスピードがゆっくり
✔ グルテンフリーの米粉パンとも相性◎
レーズンとキウイが初心者に向いている理由
- 酵母が起きやすく、発酵が安定しやすい
- 糖分と酸がバランスよく含まれている
- 香りや味のクセが少ないので、パンになじみやすい
とくにキウイは米粉パンとの相性が良く、ふわっとした仕上がりになりますよ。
用意する材料と道具
【材料(1瓶分)】
- キウイやレーズン:100g程度(無農薬 ・低農薬)
- 水(浄水):200ml
- てんさい糖 or きび糖:10g程度
【道具】
- ガラス瓶(煮沸またはアルコール消毒済)
- 蓋
- 電子スケール
- 温度計(室温確認に。あれば便利)
実際の手順:フルーツ酵母の起こし方
Day 1:仕込み
瓶にカットしたフルーツ・水・糖を入れ、軽く振って常温(20〜28℃)に置きます。
Day 2〜5:発酵スタート
1日1〜2回瓶をゆっくり振ります。3日目ごろから泡が出始め、香りもフルーティに変化します。
Day 5〜7:完成の目安
シュワシュワと炭酸のような泡、香りがフルーツ+アルコール臭がすればOK!
⭐︎YouTubeで公開しているものもあります♪レーズンやキウイではないですが(汗)
他にもありますので、よければご覧ください♪
よくあるQ&Aとトラブル対策
Q:カビが生えました…
→ 白や青・黒いモコモコはNG。廃棄しましょう。瓶の消毒が不十分だった可能性も。
Q:匂いがツンとする
→ 使わない方が賢明です。酵母以外の菌が増えている可能性が高いです。
Q:発酵しない…
→ フルーツが低温で保存されていた場合、酵母が眠っていることも。ぬるま湯(30℃)に一時的に置いて様子を見ても◎
酵母が起きたらどうする?米粉パンへの活用例
ぜひ米粉パンを作ってみてください♪
まとめ|まずは1瓶、育ててみよう!
レーズンやキウイを使ったフルーツ酵母は、初心者でもトライしやすく、育てる楽しさも味わえる発酵の第一歩。
市販のパンでは味わえない、素材の香りと自家製ならではの豊かさを、ぜひ体験してみてください!
さらに深めたい方は、レッスンにいらしてくださいね。
🌿 補足:この記事はこんな人におすすめ
- ドライイースト以外でパンを作りたい方
- グルテンフリー×発酵に興味がある方
- ナチュラルな暮らしに興味がある方