~フルーツ種を深めたい方へ~
米粉やフルーツを通して「食」を考える教室
ちょっと変わったパン教室です
1.レシピを教える教室ではありません
当教室は、講師が試作したレシピをもとにレッスンを進めていきますが、ご自身の好みに合わせて材料を変えたり、発酵のタイミングを変えていただいたりして構いません。
基本、5カ月間のコースレッスンを開講しておりますが、1回では理解できない部分が多いと思います。
そもそも、フルーツ種の扱いを学ぶのに1回では絶対理解できません。
✓お世話はどうしたらいいの?
✓ほかのフルーツで置き換えたいけどどうしたらいい?
✓1週間旅行に行きます。その間大丈夫?
✓なぜか急に酵母がおきなくなっちゃった~泣
などなど。
youtubeやSNSなど、いろんな情報もあるなかで、イレギュラー、ケースバイケースに対応できるのが、当教室が存在する意味なのかなと思っています。
レッスン自体も、5カ月通して、言っている意味が分かってきた、パン作りの感覚がつかめた、そんな内容にしています。
(といっても、最初は「受講者さんが受講しやすい価格で、多くの方にレッスンを受けてもらう形がいいな~」と思って、低価格、単発レッスンをやっていたこともあります。なぜ今の形にしたのか?は↓のブログをご覧ください)
2.少人数制、レッスン料金は通常のパン教室より高めです
「フルーツ種」の
「米粉パン」を
「オンラインで教える」
という特性上、
「少人数制」「通常のパンレッスンより値段が高い設定」としております。
フルーツ種のパン作りは、果物に付着した野生酵母を自家培養し、パンを膨らませるという方法です。
つまりは、
そもそも自分が起こそうと思っている果物に、野生酵母が付着しているかわからないし、
付着していても、その野生酵母がどんな種類の酵母か、どのくらいの量付着しているかわからない、
その人の居住環境にも左右される、
そんな超不安定な酵母です。
(超不安定だけど、それでもフルーツ種を使っているのは、メリットの方が大きいからです!)
だからこそ、サポートをするのに、ものすごく神経を使います。
さらに、米粉パンは小麦パンと違って、発酵具合や工程を間違えると全く膨らまないパンになります。(いわゆる餅状態)
さらにさらに、オンラインとなると、ご自身で発酵力の高いフルーツ種を育て、米粉パンの発酵見極めを行わないといけない…
(対面だったら、私の酵母を使って、発酵見極めも私がやることができますが、オンラインだからサポートにも限界はあります。でも、オンラインだからこそ、再現性が高いと思っていますし、オンラインだからこその魅力があります!)
これらの環境を踏まえ、
✓受講人数は少なくする
⇒少ない人数を手厚くサポートする
✓レッスン料金は高め
⇒自宅での再現性を高め、値段以上の価値提供をする
中途半端にお伝えすると、かえって膨らまないとか、混乱を招いたりするので、
きちんと伝え、伝わる環境でレッスンをしたいと思っています。
もちろん、値段が高くなるので、私自身はプレッシャーも大きいです。
受講生さん1人1人が受講しようと思った経緯、おかれている環境、今後の目標などを踏まえて、レッスンの進め方や話の内容を変え、満足度が高くなるよう、努めています。
でも、ちょっとフルーツ種の米粉パン、試してみたいんだよね~という方もいらっしゃると思います。
そんな方には、youtubeでレシピを一部公開しておりますので、よかったら作ってみてくださいね♪
3.フルーツ種は、米粉パンに本領発揮する
今や米粉パンブームで、インターネットやSNSで検索すると、山のように教室やレシピがでてきます。
もともと「フルーツ種の小麦パン講座」をしていた私は、「米粉パン講座」をやるとなると、「ブームにのったな」と周囲からは思われていたかもしれません。笑
実際、小麦パン受講者さんからのリクエストがはじまりでした。
いざやろうと思っても、「フルーツ種のみ」で米粉パンを膨らませている教室はなく、(●●酵母×フルーツ種は存在しましたが)
そもそもできるのか・・・?からスタート。
でも進めていくにつれ、わかってきたことがあります。
小麦パン以上に使えるフルーツが多い!
フルーツ種×米粉パン、これは米粉パンのデメリットを大幅に改善する!
そう思いました。
私が米粉パンを作っている理由は、米粉パンブーム(が全くないとは言いませんが)ではなく、単純に
フルーツ種と米粉パンの相性が良い
と感じたからです。
(あとは、「まだ誰もやってないから私が1番になろう!」そんな気持ちもあります。ただ、だれもやっていないからこそ、試作はめちゃ大変です…)
4.米粉やフルーツを通して「食」について考える
私自身、米粉パンづくりをはじめて、自分の「食」に対する意識が変わりました。
子どもをもったときから、なんとなく添加物はいやだなとか、カップ麺とか加工食品なんかは体に悪そう~とか、なんとなくは思っている程度でした。
でも、米粉パンづくりをはじめてから、「食」に対する意識や関心度は、変わりました。
「米粉パンを作っている人には、健康意識が高い人が多い」
そう思います。
今や、小麦アレルギーやグルテン不耐症などの方だけでなく、
「腸活」を目的として米粉パンを選ばれる方も多いです。
アレルギーをもつ方などは、もともと食に関する関心度が高いですし、
腸活を目的としている方も、食への関心度が高い方々です。
そのような方々とレッスンをしたり、お話をしたりしていると、だんだん
✓自分が使っている米粉、これってどれくらいの農薬が使われているのかな
✓この米粉の農薬はどんなものなんだろう?
✓そもそも無農薬と有機栽培、なにがどう違うの?
意外とわかってそうでちゃんと知らないことが多いと感じました。
また、酵母起こしで使用するフルーツは、無農薬か低農薬などが良いとしていますが、
そもそもフルーツを育てるのに、どんな目的で、どんなタイミングで、どんな農薬が使われているんだろう?
そんなことも気になるようになりました。
そこで、フルーツ種の米粉パン(理論講座)では、フルーツ種の起こし方、扱い方、米粉パン全体の製パン理論などはもちろん、
「米粉パン」をきっかけに、一緒に「食」を深めていこう
そんな大きいテーマで動いています。
「米粉パン」は「食」全体への興味付けのきっかけであり、そこを起点として「食」の安全性や、微生物、自然環境など、もっと広い視点で物事をとらえ、かつ、
ずーーーーーっと一緒に学び続ける仲間でいよう
そう思って活動しています。
フルーツ種の米粉パン(理論講座)の方とは、一生学びをともにする仲間として、今後も「食」を深めていきます。